パーソナルスタイリストである杉山律子さんの著書『クローゼットは3色でいい』を読みました。
洋服のコーディネート方法(色の合わせ方)に着目した本ですが、洋服の色を3色に絞り込むことによって、洋服の数を減らすことにも役立つ内容でした。
ファッションはシンプル派の方にもおすすめですので、本を読んだ感想を紹介したいと思います。
アマゾンのレビューでも高評価
アマゾンではレビュー数も多く評価も高い!
ファッション系の本は好みが割れることが多いイメージなのですが、そんな中での
私は電子書籍(Amazon kindle)で読みました。
お試し期間だったのかお値段が377円(2017年12月ダウンロード購入)になっていたのです。今はもっと高くなっているので本当にお買い得でした。
基本3色の選び方
『クローゼットは3色でいい』を何度も読み返しています。ネタバレしすぎないように注意して紹介しますね(苦笑)。
キーとなる色はホワイト(白)
著者の杉山さんのコーデでは、「白(ホワイト)」が大きな役割を担っています。
今までの私の「白い服」に対するイメージは「汚れやすい!」というネガティブなもの。子育てをしていると白はどうしても避けていました。
この本の影響で実際に白を取り入れるようになった感じたのは、コーデ全体の印象が明るくなってまとまりやすくなったということ。
思わずネット通販で白い服をまとめ買いしてしまうほど、白の効果を実感しました。
黒か紺かどちらかを選ぶ
黒(ブラック)と紺は定番色なので、ベージュも含めて私はどちらの色もよく買っていました。
特に黒については「とりあえず黒で」という感覚です。
杉山さん流では黒と紺のどちらかを選び取らなければなりません。
黒と紺のどちらを取ると言ったら私は紺色のほうが好き。ネイビー大好きなのです。
ネイビーを選んだということは、黒は私のクローゼットにはいらないということです(礼服以外は)。
この黒が必要ないという発想はこの本を読んで一番の衝撃でした。
ネイビーを選ぶと黒よりも選択肢が狭まります。特にバッグと靴は本当に数が少ない。
つい無難な黒を選ぶということをしなくなったことにより、じっくりと洋服や小物を選ぶようになりました。
中間色は4色の中から選ぶ
白と紺に合わせるのは中間色。杉山さん流では4色候補が挙げられています。
中間色の定番はグレーやベージュですよね。私はグレーよりもベージュが好きなのですが、ベージュは肌色と馴染み過ぎてしまったりと失敗が多い色でもあります。
この2着は顔色も悪く見えるし肌と同化してNGなベージュ色でした。
ファッション雑誌でよく見かける「グレージュ」という色も好き。これってグレーとベージュがあわさったようなという造語なのかな。
幅が広い色なので、お気に入りのグレージュに出会うのは希少です。
洋服の数を抑えたシンプルなクローゼットが目標なので、「自分に似合うのはこの色」という中間色が見つけられるといいなと思っています。
サブ基本色で色選びの応用も
私の秋冬物はチャコールグレーが多めです。
実家ではアメショ柄の猫(雑種・笑)を飼っていたので、黒だと猫の毛が目立つからとチャコールグレーばかり選んでいた影響もあるかも。
チャコールグレーは私の中では黒と同じくらいの扱いだったのですが、杉山さん流ではサブの基本色になります。
基本の3色以外にもサブの基本色のコーディネートのコツも知ることができます。
シンプルクローゼットを目指す
この本を参考にすれば、クローゼットは3色にできます。さらに応用すれば3色以上のアイテムを使いこなすこともできるようになります。
私の場合は、洋服を買うときに色を絞り込んでから選ぶようになったので、衝動買いが減りました。
今まで気軽に買っていた黒(ブラック)を封印したのが、効果てきめん。黒よりも紺(ネイビー)を選ぼうとすると本当に選択範囲が狭まります。
さらに白(ホワイト)を積極的に取り入れるようになったおかげで、コーディネートがまとめやすくなりました。白はなんにでも合う色ですし、コーデに明るさを加えてくれる点がGOOD。
私のワードローブのシンプル化のための、指南書となりました。